五泉ニット工業協同組合
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会社概要

カワノオリジナル「組蚕糸」

絹は原料となる蚕の種類によって家蚕糸(かさんし)と野蚕糸(やさんし)に大別されます。屋内で桑の葉で飼育されるのは家蚕と呼ばれ、その蚕の繭から出来た糸を生糸といいます。家蚕以外の絹糸虫は、野生の蚕で、クヌギやクリ等の木に放し飼いで自然のまま繭を作らせ、それを集めて糸の原料としたものを野蚕といいます。 株式会社カワノでは、生糸の持つ柔らかで繊細な風合いに、光沢と張りの強さを持つ野蚕糸を組み合わせジャガード機を駆使した、オリジナルデザインのシルクニットを開発いたしました。

上杉謙信を支えた「からむし」

越後上布の原料でもある「からむし(苧麻)」は、奈良時代、越後にもたらされたと言われ、戦国時代に越後で盛んに栽培されていました。明治時代に入り、大量生産のできる機械化・工業化、それに伴い手頃な価格の科学繊維の普及、合理化・効率化された生活を求める中で、「からむし」の存在はどんどん薄れていったのです。しかし自然破壊・科学汚染など環境問題により、現在の生活環境は人体に悪影響を及ぼすまでに至っています。そこで健康で快適な生活を送ることを求める現代社会のニーズに対応できる素材として、全てが自然である「からむし」をもう一度見直すこととし、改めて「からむし」の良さを提案することに致しました。(現在では小千谷縮の原料としても有名です)

自然にも人間にもやさしい「和紙糸」

かつて、自然布の一つに楮(こうぞ)布というものがありました。繊維が長く強く、和紙の材料としてもつかわれる楮を糸にして織りあげる布です。ですが、これとは別に、すでに漉いて作り上げた和紙を織物にした紙布と呼ばれるものも各地に見受けられました。紙子といって和紙をそのまま布のように使って仕立てる衣類もあったのですが、紙布はそれとは異なり、和紙を裂いてよった和紙糸で織り上げます。昔は、紙をよって作る紙縒が書物を綴じたり元結を結んだり、ひもとして様々に用いられた事からもわかりますように、紙をよれば非常に強い糸になります。これで織り上げた布は、機能的に極めて優れた特質を持っていました。株式会社カワノではこれに目を付け、備後撚糸株式会社様の特許製法「水撚り製法」により創られる「紙の糸」和紙糸を用い、他の繊維と比べて非常に軽い、通気性が非常に良い、吸水性・吸汗性に優れている、乾燥性・発散性にも優れている、天然繊維なので焼却も問題なく自然環境に優しい(和紙糸は地中では分解されます)などの特徴を持たせました。

会社名
株式会社 カワノ
代表者名
河野 良雄
所在地
〒959-1825
新潟県五泉市太田1丁目9番31号
定休日
五泉ニット工業協同組合カレンダーに準ずる
営業時間
9:00~17:00
電話番号
0250-43-4450
FAX番号
0250-43-5554
事業内容
ニット製品の企画・製造・販売

所在地

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