五泉ニット工業協同組合

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五泉ニット地域ブランド化事業

第一分科会 人材育成

技術訓練及びニット技術に関する講演・セミナーを開催並びに手作業の映像化製作を行った。新卒、中堅技術者に向けた技術訓練を行うとともに、ニット技術に関する講演・セミナーを開催した。また、産地の技術を保存・継承するため手作業を映像化した。

人材育成-技術者の育成や高齢化等の技術継承。商品企画力・開発力の強化

課題
業界を取り巻く環境が厳しく推移し、若い人材が入社していない。
また、中堅社員についても技術の継承が十分に行われていない。
必要性
継続的な技術継承が必要であり、五泉ニットの強みである丁寧なものづくりや
立体パターン設計や編立技術が発揮できる人材の確保が必要である。

2019 〈 平成31年度活動報告 〉

■教育機関への情報提供

五泉、村松地域の小中学校から職場体験の要望が各企業へ直接来るが、窓口を組合で一本化した。五泉市内の小学校・中学校・高校からの工場見学を積極的に行った。また、市外の大学・研修機関等の工場視察もあわせて対応した。

■ニット関連技術講習会の開催
日 時:
令和元年11月18日(月)
午後4時00分~5時30分
場 所:
五泉ニット工業協同組合
講 師:
ウールマークカンパニー
西沢 智裕 様
参加者:
35名
内 容:
1)天然繊維の重要性
2)ウールの優れた
  パフォーマンス
3)ウール製品の取扱い
4)ウールが生地になるまで
■手作業技術を映像化

ニットの出来るまでの工程(作業風景)をアーカイブデータとして保存し今後の人材育成(技術)に活用するため、映像化した。
産地の技術を継承する上で必要な技術や作業工程を映像に残しライブラリーとして保存。
映像撮影・編集 7点
ホフマンセット、出荷作業、成型アイロン、製品アイロン、
裁断、ミシン、リンキング(作業風景)

2018 〈 平成30年度活動報告 〉

■教育機関への情報提供

五泉、村松地域の小中学校から職場体験の要望が各企業へ直接来るが、窓口を組合で一本化した。五泉市内の小学校・中学校・高校からの工場見学を積極的に行った。また、市外の大学・研修機関等の工場視察もあわせて対応した。

■ニット関連技術講習会の開催
日 時:
平成30年12月19日(水)
午後4時00分~5時30分
場 所:
五泉ニット工業協同組合
講 師:
(一財)日本繊維製品品質技術センター 手塚 克己 様
参加者:
30名
内 容:
アパレル製品の品質基準と試験について・繊維製品の品質表示について
日 時:
平成31年2月14日(木)
午後4時00分~5時30分
場 所:
五泉ニット工業協同組合
講 師:
丸安毛糸㈱ 佐野 貢士 様
参加者:
30名
内 容:
1)今さら聞けない?
  梳毛と紡毛の違いとは?
2)なぜ起こる?
  ニットの糸トラブルとその原因
■手作業技術を映像化

ニットの出来るまでの工程(作業風景)をアーカイブデータとして保存し今後の人材育成(技術)に活用するため、映像化した。
産地の技術を継承する上で必要な技術や作業工程を映像に残しライブラリーとして保存。

映像撮影・編集 7点
ニットの出来るまでの工程(作業風景)

人材育成用 五泉ニット紹介 ブランドロゴポップパネル制作  8枚
五泉ニット紹介 ブランドロゴ入り旗  20枚

〇人材育成に係る地域資源を知るためのアンケート実施

五泉がどのような人材・技術があるのか?何が不足しているのか?又優位性は何か?など、人材育成をテーマに五泉の地域資源を改めて発掘・再評価するとともに、地域の問題点や課題を再認識するためアンケートを実施した。

2017 〈 平成29年度活動報告 〉

■教育機関への情報提供

五泉市雇用対策協議会が主催した合同企業説明会(6月21日)に五泉ニットとしてPRを行った。また、五泉、村松地域の小中学校から職場体験の要望が各企業へ直接来るが、窓口を組合で一本化することとして対応した。

■人材育成講習会・セミナーの開催
日 時:
平成29年8月2日(水)
場 所:
五泉ニット工業協同組合
講 師:
ジェトロ新潟 柳沢 敏 氏
参加者:
20名
内 容:
アジアの各国のアパレル市場ついてデータに基づき動向や風土等について紹介頂いた。
日 時:
平成29年10月3日(水)
場 所:
五泉商工会議所
講 師:
(有)セメントプロデュースデザイン 金谷 勉 氏
参加者:
27名
内 容:
各地域の取組事例やブランディング手法について事例をもとに講演を頂いた。
日 時:
平成29年12月12日(火)
場 所:
五泉商工会議所
講 師:
株式会社エイガールズ
山下 雅生 氏
参加者:
47名
内 容:
海外市場のマーケットの動向や実際に取り組んできた事例をもとに、チャレンジ精神の重要性や海外市場への挑戦の必要性について講演頂いた。
〇ニット関連手作業技術講習会の開催
日 時:
平成29年10月26日(木)
午後1時30分~3時30分
場 所:
五泉ニット工業協同組合
講 師:
(株)サンクミル
須藤 康雄 様
参加者:
10名
内 容:
初心者向けのキズ直し講座(パート1)編キズ、目落ち、ハサミキズ等
日 時:
平成29年12月7日(木)
午後1時30分~3時30分
場 所:
五泉ニット工業協同組合
講 師:
㈲桜井メリヤス工場
神田 エミ子 氏
参加者:
10名
内 容:
初心者向けのキズ直し講座(パート2)編キズ、目落ち、ハサミキズ等
■手作業技術を映像化

手元の拡大や工程全体の明示など必要な場面を4Kカメラで撮影したキズ直しの手作業風景をアーカイブデータとして保存し今後の人材育成(技術)に活用するため、映像化した。
産地の技術を継承する上で必要な技術を映像に残しライブラリーとして保存した。

映像撮影・編集 8点
キズ直し(ハサミキズ、目落ち、虫食い)

■人材育成用五泉ニット紹介パンフ制作

原材料から糸染め、編み立て、縫製などの工程を図入りで紹介するパンフレットの製作し五泉ニット産地の人材育成・確保用に活用した。

製作枚数:10,000枚

2016 〈 平成28年度活動報告 〉

〇五泉市雇用対策協議会が主催した五泉市合同企業説明会への参加
日 時:
平成28年6月22日(水)
場 所:
村松高校
参加者:
村松高校61名、
五泉高校28名
内 容:
五泉市雇用対策協議会が主催した五泉市合同企業説明会に「五泉ニット」として参加した。
〇ニット関連手作業技術講習会の開催
日 時:
平成28年7月4日(木)
場 所:
五泉ニット工業協同組合
講 師:
(有)加藤ヤイ工場
加藤 ヨシ氏
参加者:
9名
内 容:
初心者向けのポケットづくり講座
■五泉市教育委員会に小中学校への工場見学受け入れを表明

平成28年7月15日、五泉市の社会科授業の工場見学やニット産業を知って頂く活動に対して五泉ニット業界として積極的に協力することを表明する協力意思表明書を五泉市教育長に提出した。
現在も個別対応で市内小学校の工場見学を受け入れている。平成29年度からは五泉ニット業界として要請に応じる事となる。職場に学生が入ることで、社内の雰囲気が今まで以上に良くなったと答える社員も多く、副作用的に実施した効果が出てきている。

■次世代人材育成講習会・セミナー
日 時:
平成28年10月7日(金)
午後1時30分
場 所:
五泉商工会議所
講 師:
(株)三越伊勢丹ホールディングス執行役員 柳 正明 氏
演 題:
小売りとモノ創りなぜ今、仕入れ構造改革なのか
参加者:
66名
内 容:
小売業として産地に望む事や五泉ニット産地が今後取り組む重要性について講演頂いた。
日 時:
平成29年2月21日(火)
午後1時30分
場 所:
五泉市立図書館
講 師:
ジェトロ新潟 専門家
株式会社伝耕 取締役
吉田 純子 氏
演 題:
ブランディング戦略で海外を攻める ~海外消費者の心を掴むには~
参加者:
28名
内 容:
海外展開におけるブランディングの重要性について ブランディングとは何か又、
その手法について講演頂いた。

2015 〈 平成27年度活動報告 〉

日本一のニット産地である五泉市は、最盛期には売り上げが802億円あったものが、海外からの安価な輸入品の流入に伴った衣料品価格の下落、アパレル業界の不振や海外ファストファッションの国内進出も影響し、現在115億円となっているが、婦人セーターの生産額は日本一となっている。又、市内の製造生産額の約18%が繊維関連業種(事業所数は30%がニット製造業者)で占めている。
五泉ニットの事業者・職人たちは大手アパレルメーカーの要求に応え、独自性のある高品質な商品を世に送り出してきた。魂を込めて技術を磨き、日本を代表するニット産地となった。このDNAは現代まで継承され、未来を担う若手の後継者が多く存在する。
企業経営は厳しい環境下であるが染色、整理、刺繍、プレス等二次加工の技術を含めた五泉の地域資源(インフラ)が集積している数少ない産地である。事業者間で連携して五泉ニットのブランド化を図り「五泉といえばニット。ニットといえば日本の五泉。」を目指し産業を次世代に継承する必要がある。

■イタリア産地視察

ニット関係者や五泉市長がイタリアのフィレンツェを視察し、現地の企業イル・ボルゴ社と今後、情報交換や技術協力、人材育成、産地間交流など提携するための仮調印を行いました。

日 時:
平成27年10月18日~
23日(6日間)
視察先:
IL BORGO(イル・ボルゴ)
ACCADEMIA
ITALIANA
(アカデミア・イタリアーナ)
POLIMODA
(ポリモーダ専門学校)
視察者:
五泉ニット工業協同組合
髙橋理事長
五泉ニット工業協同組合
花澤副理事長
五泉ニット工業協同組合
梅田専務理事
政所プロデューサー
石田現地コーディネーター
■鯖江メガネ産地視察
日 時:
平成27年11月25日・26日(2日間)
視察先:
1)鯖江商工会議所 2)めがねミュージアム 3)竹内光学工業
参加者:
五泉ニット工業協同組合
関係者19名
内 容:
1)鯖江メガネ産地の現況 2)地域活性化を含めた行政とのかかわり方 3)新素材開発や産地統一ブランド
「THE291」の取組み状況
4)グラスギャラリー291(東京)ショップでの販路開拓・情報発 信等について
■今治タオル産地視察
日 時:
平成27年12月21日・22日(2日間)
視察先:
1)四国タオル工業組合・
今治繊維リソースセンター
2)丸栄タオル㈱工場視察 3)コンテックス
(株)タオルガーデン視察
参加者:
五泉ニット工業協同組合
関係者11名
内 容:
1)今治タオル産地の現況 2)地域活性化を含めた行政とのかかわり方 3)今治タオルプロジェクト
(ブランド戦略)
4)タオルアドバイザーの
目的や仕組・育成方法
5)タオルソムリエ資格制度・
タオルマイスター等の技能制度
6)ものづくり技術の継承と
若手人材の確保について
7)今治タオルフェア等の
イベント状況等について
8)今治タオルオフィシャル
ショップでの販路開拓・
情報発信等ついて