五泉ニット工業協同組合

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五泉ニット地域ブランド化事業

第三分科会 市場販路開拓

五泉ニットブランド認証委員会で認証を受けた試作品を開発した。それを展示会、展示販売会などPRを行い広く周知を行った。又、五泉ニット認証委員会などで運用方法を明確化に管理し五泉ニットの強みを活かした販路開拓を行った。
シンボルマークを広く周知するため、直販、小売、アパレルとの取引に活用できるようロゴネーム、ブランドタグ、シンボルマーク紹介パンフ等を製作し普及活動を行った。

販路市場開拓-五泉ニットの地域ブランド化による産地商品付加価値化と新たな市場開拓と販売ルートの開拓

課題
海外からの低価格商品の流入や価格競争に起因する市場変化等に
構造的な要因による受注が減少している。
複雑な流通構造により受注量の減少や収益の低迷が企業経営を圧迫している。
必要性
自社の経営資源を活かした多様な販売先の確保や
企画提案力を武器にOEMはもとより、市場開拓(国内・海外)、販売ルート開発等、
企業の強靱化が必要である。

2017 〈 平成29年度活動報告 〉

■ロゴネーム、ブランドタグ、
 シンボルマーク紹介パンフの作成・普及

ブランドコンセプトや五泉ニットの良さを一般消費者に伝えるために、シンボルマークの運用・管理の仕組みを明確にし、シンボルマーク、タグ、シンボルマーク紹介パンフ等、普及促進するツールを作成した。

ブランドタグ、ロゴネーム、紹介パンフ 製作枚数:10,000枚

■製品開発「ブランド品質基準に則した製品

素材試験等の数値的価値、五泉市製造等の情緒的な価値を取り入れた五泉ブランド品質基準を策定し、その基準にあった商品を70点開発した。

No. 企業名称 開発期間
1 (株)ウメダニット H29.9~H30.2
2 (有)嘉村工場 H29.9~H30.2
3 花澤ニット(株) H29.9~H30.2
4 (有)加藤ヤイ工場 H29.9~H30.2
5 (株)川島 H29.9~H30.2
6 (株)カワノ H28.9~H29.2
7 高橋ニット(株) H29.9~H30.2
8 (有)桜井メリヤス工場 H29.9~H30.2
■展示会への積極的な出展並びに消費者への
 ダイレクト販売への取組

五泉ニットを一般消費者に知らしめる事により現在のOEMの受注拡大はもとより、ダイレクト販売を目指す事業者であっても産地全体として恩恵を受ける取り組みとしたい。そうした事が、販路市場開拓に繋がり産地全体の売上拡大に繋がる最重要課題と位置付けている。
アパレル受注100%の企業体質から消費者へのダイレクト販売と五泉ニット産地の特色を活かせる展示会に出展し、販路市場開拓に積極的に取り組んだ。

展示会名称 日 時 会 場 企業数
JFW-IFF展示会 平成29年4月26日-28日 東京ビックサイト 9社
JFW-IFF展示会 平成29年9月27日-28日 東京ビックサイト 7社
JBKS展示会 平成29年12月6日-7日 東京国際展示場 6社
展示会名称 日 時 会 場 企業数
村上ふれあい(春) 平成29年4月21日-22日 村上ふれあいホール 5社
日本橋ブリッジ(春) 平成29年4月25日-27日 第四日本橋ブリッジ 5社
日報メディアシップ 平成29年10月14日-15日 新潟日報ホール 8社
表参道ネスパス 平成29年10月19日-21日 ネスパス3階展示場 4社
北方文化博物館 平成29年11月4日-5日 北方文化博物館 8社
日本橋ブリッジ(冬) 平成29年11月9日-11日 第四日本橋ブリッジ 3社
村上ふれあい(冬) 平成29年11月23日-24日 村上ふれあいホール 6社
ANAクラウンプラザ
ホテル新潟
平成29年12月23日 ホテル新潟芙蓉の間 10社
マリエール感謝フェア 平成30年2月11日 マリエール2階ホール 9社
4月21〜22日村上ふれあいホール展示販売会
(村上ふれあいセンター)
4月25〜27日 ブリッジにいがた展示販売会
(日本橋ブリッジにいがた)
4月26〜28日 IFFmagic展示会
(東京ビックサイト)
12月20〜21日やろてば展示会
(表参道ネスパス)
■海外販路について

新規販路として五泉ニット産地が今後海外販路を開拓すべきかを検討するワーキンググループ(委員長 五十嵐 敬 氏:㈱三栄ニット)を発足。まずは、国の支援事業であるJAPANブランド育成支援事業を活用して、戦略を明確化し進める事とした。
商権として有望な地域は、展示会がしっかり整備されているパリ、ニューヨークをターゲットとする予定。

2016 〈 平成28年度活動報告 〉

素材試験等の数値的価値、五泉市製造等の情緒的な価値を取り入れた五泉ブランド品質基準を策定し、その基準にあった商品を開発する。産地のブランドコンセプトをまとめ上げ、五泉ニットのブランディングを確立する。又、イタリア企業との交流(技術展示会)を行い、H27年度に人的交流や技術情報交流等での協力に関する仮調印を行ったイタリア企業とは技術協力に関する協力関係の構築を行うとともに、イタリア企業での技術展示会を開催した。

■地域ブランド品質基準の策定の開催

五泉ニットの品質基準について、五泉ニット認証基準書を作成し【企業条件】【性能条件】に合致した製品にブランド織ネームを付与し産地製品の付加価値化を目指す。
消費者等にもわかりやすく当組合が定款で定めた地域で製造した商品等であることを認知してもらい、海外製品などの他製品との差別化を図るため、五泉ニット工業協同組合の組合員が編立から縫製などの最終商品を作るまでの工程を行った商品にのみ商標を付することができる事する。
また、商標を管理運営するための五泉ニットブランド認証委員会を設置し商品の認定・審査を厳密にする機関とする。

〇ブランドマーク・イメージ等、ブランドブックの制作

産地のブランドコンセプトをまとめ上げ、五泉ニットのブランディングを確立する。
ブランド確立に向けた取り組みの象徴として、又、ブランドの価値を保証するしるしとして、ブランドマークを製作した。(2月10日)を中心とした期間に産地で工場見学バスツアーなどのイベントを開催し、五泉市及び五泉ニットを知ってもらう活動を行った。

デザイン等依頼先:
株式会社フレーム 代表 石川 竜太 氏
ブランドマークの想い:
五泉の「五」をモチーフにしたブランドマーク。編地のパターンと糸が編まれる仕組みを シンプルにシンボル化しました。五泉市=五泉ニットと考え地域ブランドとして、ニットに関わる 多くの人々が協力しながら五泉という街を編み上げていることを表しています
■イタリア企業との人材・技術交流

技術・人材協力について仮調印をしたイル・ボルゴ社(イタリア)において、展示会を開催し、技術協力や人材交流などの関係性を継続し深度を深めると共に五泉の強みや技術、イタリアのものづくりの考え方について調査した。

日 時:
平成28年11月1~6日(4泊6日)
視察先:
マリフィチィオピイサニ社(ニット工場)
セコリ校視察・技術展示会
イル・ボルゴ社・技術展示会(ニット工場)
視察者:
(有)マルヤ整理工場 専務 井上 昌紀 氏
(株)サンクミル 社 長 関川 博史 氏
(株)ナック 常 務 長谷川 泰 氏
五泉ニット工業協同組合 事務局長 高橋 正春 氏
国際トータルファッション専門学校 副校長 土田 一郎 氏 
目 的:
イタリアとの事業者の継続的な技術、人材の交流を図るきっかけをつくる。
イタリアの生産体制やニット産業の現状を探る。(ミラノ、フィレンツェのタイプの違うニット工場を視察)現地のニット事業者や学校関係者に五泉製品の評価をしてもらう。
成 果:
仮調印を足掛かりに技術協力や人材交流などについてお互いの交流機会が創出できるようにコミュニケーションを取って行く事となった。
工場の生産体制が違うニット工場を視察し、糸を染める工程から最終の製品を作る事が出来る五泉ニットの強みを再認識できた。
五泉ニット製品の風合いや加工を含めたトータルなものづくりの完成度や縫製技術について高い評価を頂いた。
ボルゴ・サン・ロレンツォ市の市長がボルゴ社においでになり五泉市との姉妹都市を希望しており、コンタクトを取りたい旨のお話があり五泉市当局にお知らせした。

2015 〈 平成27年度活動報告 〉

日本一のニット産地である五泉市は、最盛期には売り上げが802億円あったものが、海外からの安価な輸入品の流入に伴った衣料品価格の下落、アパレル業界の不振や海外ファストファッションの国内進出も影響し、現在115億円となっているが、婦人セーターの生産額は日本一となっている。又、市内の製造生産額の約18%が繊維関連業種(事業所数は30%がニット製造業者)で占めている。
五泉ニットの事業者・職人たちは大手アパレルメーカーの要求に応え、独自性のある高品質な商品を世に送り出してきた。魂を込めて技術を磨き、日本を代表するニット産地となった。このDNAは現代まで継承され、未来を担う若手の後継者が多く存在する。
企業経営は厳しい環境下であるが染色、整理、刺繍、プレス等二次加工の技術を含めた五泉の地域資源(インフラ)が集積している数少ない産地である。事業者間で連携して五泉ニットのブランド化を図り「五泉といえばニット。ニットといえば日本の五泉。」を目指し産業を次世代に継承する必要がある。

■イタリア産地視察

ニット関係者や五泉市長がイタリアのフィレンツェを視察し、現地の企業イル・ボルゴ社と今後、情報交換や技術協力、人材育成、産地間交流など提携するための仮調印を行いました。

日 時:
平成27年10月18日~
23日(6日間)
視察先:
IL BORGO(イル・ボルゴ)
ACCADEMIA
ITALIANA
(アカデミア・イタリアーナ)
POLIMODA
(ポリモーダ専門学校)
視察者:
五泉ニット工業協同組合
髙橋理事長
五泉ニット工業協同組合
花澤副理事長
五泉ニット工業協同組合
梅田専務理事
政所プロデューサー
石田現地コーディネーター
■鯖江メガネ産地視察
日 時:
平成27年11月25日・26日(2日間)
視察先:
1)鯖江商工会議所2)めがねミュージアム3)竹内光学工業
参加者:
五泉ニット工業協同組合
関係者19名
内 容:
1)鯖江メガネ産地の現況2)地域活性化を含めた行政とのかかわり方3)新素材開発や産地統一ブランド
「THE291」の取組み状況
4)グラスギャラリー291(東京)ショップでの販路開拓・情報発 信等について
■今治タオル産地視察
日 時:
平成27年12月21日・22日(2日間)
視察先:
1)四国タオル工業組合・
今治繊維リソースセンター
2)丸栄タオル㈱工場視察3)コンテックス
(株)タオルガーデン視察
参加者:
五泉ニット工業協同組合
関係者11名
内 容:
1)今治タオル産地の現況2)地域活性化を含めた行政とのかかわり方3)今治タオルプロジェクト
(ブランド戦略)
4)タオルアドバイザーの
目的や仕組・育成方法
5)タオルソムリエ資格制度・
タオルマイスター等の技能制度
6)ものづくり技術の継承と
若手人材の確保について
7)今治タオルフェア等の
イベント状況等について
8)今治タオルオフィシャル
ショップでの販路開拓・
情報発信等ついて